多摩そば 班ごとに生地を麺棒で薄くのしますホットプレートで焼いたさつまいも焼き芋を食べました収穫したミニトマトをトマトソースにします餃子の皮にトマトソースとチーズをのせて焼きます短時間で大量のつけ汁を作ることができるということです。話に聞くだけで、本物を食べたことがないため試行錯誤です。少しのつけ汁でたくさんの麺を食べるのが基本のようで、師匠に「もっと濃く!もっと醤油!」と言われますが、なかなか濃くできないのが栄養士の性。ほどほどの濃さで許してもらっています。 給食時間に多摩そばも一緒に食べるので設定量は最初から少なめなのですがおかわり、おかわりと大行列になります。 いくつもの工程を協力して作るので、出来上がりに子供たちは満足そうです。給食よりおいしいと言われると、ちょっと複雑です。たりと、子供たちの希望に合わせています。輪切りにしたさつまいもをホットプレートで焼いたものを、2年生や6年生に食べてもらいたいという声も上がりました。 1年生は生活科でさつまいもを育てています。用務主事の協力で焼き芋にしたり、蒸しておいて、ビニール袋を活用して茶巾絞りのようなスィートポテトにし 2年生は生活科で 育 て た ミ ニ トマトでピザを作ります。ミニトマトで栄養教諭がトマトソースを作ります。餃子の皮にトマトソースとチーズをのせ、ホットプレートで焼きます。トマトソースは塩だけしか加えないのですが、トマト本来の甘みが感じられてとてもおいしいです。「ママにも食べてもらいたい。」「家でも作ってみたい。」と好評です。 3年生は総合的な学習の時間の中で、あるグループがゴーヤについて調べました。成長や栽培について調べ終わってしまうと、食べることに興味が移ってきました。みんなが苦いと言うが、食べるならおいしく食べたいということで、調べた調理法で実際に作ってみたいと挑戦です。しかし、作りたいと思った時は、すでに11月。スーパーで売っていないため、沖縄から取り寄せて作りました。作ったのはゴーヤの天ぷらです。下処理をしたゴーヤは、衣に片栗粉と青のり・じゃこを混ぜることで、カリカリ食感と磯の香りが加わり、とてもおいしくできあがりました。クラスのみんなにも好評で、作った本人も「おいしさが止まらない。」とバクバク食べるほどのでき栄えでした。 食べることは生きることです。上手に食べることは、上手に生きることにつながります。食べることに挑戦できる子は、生きることにも挑戦できることでしょう。今日食べられなかった食品も、あきらめずに次回は一口食べてみる、大人にとってはスモールステップですが、子供にとっては達成感があり自己肯定感が高まる体験です。食べることが楽しい、食べることが好き、そんな子供が一人でも増えるように、声掛けを続けていきます。作って食べる体験 瓜生小編これからの食育3
元のページ ../index.html#3